スカイチーム上級会員は「エリート」でも十分?

スカイチーム上級会員は「エリート」でも十分?

ラウンジ利用や優先搭乗など、様々な特典が受けられる航空会社の上級会員。

特にANAの「スーパーフライヤーズカード(SFC」やJALの「JALグローバルクラブ(JGC)カード」は一度取得してしまえば年会費を払い続ける限り生涯待遇が受けられる上、スターアライアンス便やワンワールド便に搭乗しても同じ待遇が受けられるので大人気です。

また、もう一つの航空連合であるスカイチームに関しては、「デルタ スカイマイル アメックス ゴールドカード」を作成することでデルタ航空ゴールドメダリオン(=スカイチーム・エリートプラス)となり、同様の待遇を受けることができます。

ただ、こちらに関しては年会費が26,000円(税別)とやや高額な上、年間利用額が150万円を超えないと翌年からは待遇が受けられなくなってしまいます。

ワンランク下の「スカイチーム・エリート」の資格が付与されるクレジットカードもあるのですが、こちらは比較的敷居が低いことに加え、実は使う航空会社によっては検討の余地がありそうなんです。

スカイチームの特徴と「エリート」と「エリート・プラス」の違いについて考察してみました。

スカイチームについて

スカイチームは現在、加盟航空会社は20社と2番目に大きい航空アライアンスです。比較的安い航空会社が多いのも特徴です。

航空会社エリア
アエロフロート・ロシア航空ロシアヨーロッパ
アルゼンチン航空アルゼンチン南アメリカ
アエロメヒコ航空メキシコ北アメリカ
エア・ヨーロッパスペインヨーロッパ
エールフランスフランスヨーロッパ
アリタリア航空イタリアヨーロッパ
チャイナエアライン台湾アジア
中国東方航空中国アジア
中国南方航空中国アジア
チェコ航空チェコヨーロッパ
デルタ航空アメリカ北アメリカ
ガルーダ・インドネシア航空インドネシアアジア
ケニア航空ケニアアフリカ
KLMオランダ航空オランダヨーロッパ
大韓航空韓国アジア
ミドル・イースト航空レバノンアジア
サウジアラビア航空サウジアラビアアジア
タロム航空ルーマニアヨーロッパ
ベトナム航空ベトナムアジア
廈門航空中国アジア

スカイチームの上級会員制度には「エリート」と「エリート・プラス」の2つが設定されています。

「エリート」と「エリート・プラス」の違い

それぞれのステータスで受けられる主な特典を表にしてみました。

 エリートエリート・プラス
空席待ちの優先
座席指定の優先
優先チェックインカウンター
優先搭乗
超過手荷物無料許容
ラウンジの利用-
受託手荷物の優先取り扱い-

厳密には「エリート・プラス」は空席待ちや優先搭乗・超過手荷物無料許容で「エリート」よりさらに優遇されますし、ボーナスマイル積算率なども異なります。が、利用する際に体感する実質的な違いは「ラウンジの利用」と「受託荷物の優先取り扱い」くらいかと思います。

個人的に大きいと思ったのが、「エリート」でも優先搭乗ができること。これはANAのブロンズ会員では受けられない特典です。

尚、多くの空港でラウンジに関しては「プライオリティ・パス」を持っていれば利用することが出来ます。

場所によって良し悪しはありますが、ラウンジによってはかなりレベルの高いものもあります。となると、「エリート」と「エリート・プラス」は「受託荷物の優先取り扱い」くらいしか大きな差がないという見方もできます。

目的地に到着後にどうしても早く荷物をピックアップしたい、というこだわりがなければ「スカイチーム・エリートプライオリティ・パス」で済ませるという選択肢もアリかと思います。

スカイチーム・エリートになれる3つの方法

現在、作成するだけでスカイチーム・エリートの特典が付与されるクレジットカードが3つあります。

ベトナムエアラインズカード


三井住友VISAカード公式HPより

POINT

  • 年会費5,000円(税抜)、初年度年会費無料
  • ロータスマイルプログラムのチタニウム会員(=スカイチーム・エリート)資格付帯

最も費用をかけずに所持できるのがこちらのカードです。初年度年会費無料なのも嬉しいですね。「プライオリティ・パス」が最安で取得できる楽天プレミアムカードと合わせても15,000円(税抜)の年会費で済みます。

ベトナムエアラインズゴールドカード


三井住友VISAカード公式HPより

POINT

  • 年会費40,000円(税抜)
  • ロータスマイルプログラムのゴールド会員(=スカイチーム・エリート)資格付帯
  • ベトナム航空便利用時、ビジネスクラスラウンジ利用可能

ベトナム航空のマイレージプログラム、ロータスマイルプログラムのゴールド会員の資格が付与されますが、こちらはスカイチーム「エリート・プラス」ではなく「エリート」です。そのため、スカイチーム便に搭乗する際のラウンジ利用や受託荷物の優先取り扱いなどはありません

ベトナム航空利用時に限ってラウンジ利用が可能ですが、年会費がちょっと高すぎる気もしますね…。個人的にはちょっと微妙な位置づけです。

デルタ・スカイマイル・アメリカン・エキスプレス・カード


アメリカン・エキスプレス・カード公式HPより

POINT

  • 年会費12,000円(税抜)
  • スカイマイルのシルバーメダリオン(=スカイチーム・エリート)資格付帯
  • 翌年も資格を継続するには年間100万円の利用が必要

年会費は12,000円ですが、入会キャンペーンで比較的多めのマイルがもらえます。「デルタニッポン500」キャンペーンなどで貯めたマイルをスカイマークの国内線航空券に替えるためにはシルバーメダリオン以上の資格を持っている必要がありますので、こちらの使い方を検討している方は最安値で運用できる方法になります。

最後に

来年、中国東方航空を利用する予定ですので、どの方法を実践するか検討中です。優先チェックインや優先搭乗できるだけでもストレスが全然違いますからね。

妻はJGC修行が終わったらデルタ航空にステータスマッチを申請予定です。うまくいけば2人分の受託荷物の優先やラウンジ利用の特典が享受できます。

こんな感じで活用すれば、スカイチーム「エリート」もなかなか捨てたもんじゃありません。利用頻度に応じて、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。