ハノイ・ノイバイ空港でぼったくりタクシーに乗ってみたお話

ハノイ・ノイバイ空港でぼったくりタクシーに乗ってみたお話

11月の3連休にベトナムのハノイへ旅行した時のお話です。

残念ながらハノイの空港から市街地までは電車が通っていないため、送迎車の用意がない場合はタクシーかバス、ミニバスで市内へ向かうこととなります。

バスが一番安いので、当初、ギリギリ間に合うと良いな~と楽観的に考えていたのですが、出発が1時間ほど遅れたため現地到着が23:50頃と非常に遅くなってしまいました。

この時間ではバスは運行していませんし、時間も遅く疲れていたので早くホテルに着きたい。そんな中で声をかけてきたぼったくりタクシーにあえて乗ってみました(笑)。その時の状況と、ぼったくりタクシーを避ける方法について併せてご紹介したいと思います。

ぼったくりタクシーの手口

まず、ハノイ・ノイバイ空港は1階~3階まで3つのフロアで構成されています。

階数フロア概要
1階Arrival(到着)
2階お土産店、飲食店
3階Departure(出発)

後ほど写真を交えてご紹介しますが、到着階の1階から荷物を受け取って外に出ると、銀行ATMやsimカード売り場、タクシーやバス、ミニバス乗り場があります。通常、タクシーは1階の外の待機所に並んでいるのですが、ぼったくりタクシー(の斡旋人)は空港の中で声をかけてきました。私がちょうどsimカードの手続きをしている時でした。

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斡旋人

タクシーに乗るかい?市内まで30ドル(約3,400円)だよ。

 

空港から市内までの相場は300,000~400,000VND(1,500~2,000円程度)なので「あ~、ぼったくりだな~」と思いながらもとりあえず交渉してみることに。

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mizo

400,000VND(約2,000円)で十分でしょ?

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斡旋人

いやいや、30ドル(約3,400円)だね。

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mizo

んじゃ結構。ノーサンキュー。

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斡旋人

わかったわかった。400,000VNDで良いよ。

 

正直、400,000VNDでも十分すぎるだろうな~とは思っていたのですが、事前にホテルが提案してくれた送迎車がこのくらいの価格だったのと、早くホテルに行きたかったので細かい交渉はしませんでした。意外とあっさり承諾されたのでちょっと拍子抜けです。

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斡旋人

んじゃこっちね。ついてきて。

 

と、彼が案内したのはエレベーターを上がって3階のフロア。この時の私はわかっていなかったのですが、先述した通り3階は出発フロアのため、本来、客待ちのタクシーはいません。後日、ここで待機しているタクシーが係員に注意されていましたので、3階に待機しているタクシーは怪しいと思って良いでしょう。

案内されたタクシー自体は事前にネットで見たことのある会社だったので、「本当に大丈夫?」と若干心配する妻をよそに乗ってみることに。と、何とさっき声をかけてきた斡旋人の兄ちゃんも助手席に乗ってくるではありませんか(笑)。こりゃやっぱり怪しさ満点だな~と思いながらもタクシーは出発。

空港から出てすぐに料金を支払うゲートがあり、運転手が支払ったあとで斡旋人の兄ちゃんがチケットみたいなものを渡してきます。

よくわからずポカーンとしていると、どうやらここで払った料金も支払ってね、とのことらしい。正確な金額をよく覚えていませんが、20,000VND(100円)前後だったと思います。大した金額ではありませんが、これを認めてしまっては後でさらに追加請求される可能性もあると思いましたので、全力で断ります。

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斡旋人

ここの料金20,000VNDね。これもよろしく。

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mizo

話が違うじゃないか。全部込みで400,000VNDでしょ?そんなこと言うなら今すぐ降りる。ここで降ろせ!

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斡旋人

わ、わかったわかった。全部込み400,000VNDね。オッケーオッケー。

 

と、運転手と斡旋人が何やらお金のやり取りをした後でタクシーが止まります。

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斡旋人

んじゃ、俺はここで降りるから。友達のコイツ(運転手)が400,000VNDで確実にホテルまで連れていくよ。

 

と、空港のゲートを出て割とすぐのところで斡旋人が降り、その後運転手は無事にホテルまでちゃんと連れて行ってくれました。ちなみに支払った金額は400,000VND(約2,000円)でしたが、メーターの金額は300,000VND(約1,500円)でした。

ハノイ・ノイバイ空港の構造

先述したように、ハノイ・ノイバイ空港は1階から3階までの3フロアで構成されています。

階数フロア概要
1階Arrival(到着)
2階お土産店、飲食店
3階Departure(出発)

荷物を受け取って1階の到着口から出ると、右手側と左手側の奥にそれぞれATMやsimカード売り場が、正面にタクシーやバス乗り場があります。

右手側へ進んでみる

到着した日は深夜でしたが、こんな感じのカウンターが開いており、プリペイドsimカードを購入することができます。端末の設定も行ってくれますので、APN設定などに自信のない方でも安心です。

こちらは帰りの日に撮影したものですが、カウンターはたくさんあります。

一番奥まで進むとATMがあります。「BIDV」、「MARITIME BANK」、「VPBank」です。

向かいに「TECHCOM BANK」、「Vietin Bank」のATMもあります。

海外キャッシングに対応しているクレジットカードを持っている方は、こちらでベトナムドン(VND)の現金を引き出すことができます。

左手側へ進んでみる

今度は反対側へ進んでみます。こちらも同様にプリペイドsimカード売り場があります。

一番奥にはATMがあります。「TECHCOM BANK」「Vietin Bank」「AGRIBANK」です。AGRIBANKの手数料は20,000VND程度(約100円)で安いと聞いていたので、私はここで海外キャッシングを利用しました。

向かいにはBIDVのATMもあります。

正面から外へ出てみる

外へ出るとこんな感じです。手前がタクシー乗り場、道路を少し渡って奥がバスとミニバスの乗り場になっています。

タクシー乗り場について

左手側へ進むとこんな感じでタクシーが待機しています。

日本のタクシーのように、必ずしも先頭から乗らなくても良いようです。料金の確認や交渉などを行って、イマイチな運転手であれば他を当たっても問題ありません。

ミニバス、バス乗り場について

奥へ渡るとまず、ミニバス乗り場があります。

ミニバスはタクシーに比べると料金が安いのですが、料金が交渉になるのと、ある程度人数が集まらないと出発しないようです。さらにまっすぐ進むとバス乗り場があります。

この86番のバスが市内行きのバスです。恐らく、バスはこれしか走っていません。

ただ困ったことに、どこを探しても空港にはバスの時刻表がありません。空港のインフォメーションセンターで聞いても「ちょっとわかんない。でも20~30分おきに出ているよ」とざっくりした返答でした。ネットの情報では23時頃が市内行きの最終になるようです。

ぼったくりタクシーに遭わないために

ベトナムは物価が安いのでぼったくられても数百円程度で済みましたが、やはりぼったくりに遭わないに越したことはありません。

今回のケースでは、ちゃんとした会社に勤めているタクシー運転手に客引きの斡旋人が高めの料金で客を連れてきて料金の一部を謝礼金として受け取っているようでした。

POINT

  • 空港からタクシーを利用する際は、1階で待機しているタクシーを利用する
  • 3階に停まっているタクシーは怪しい可能性が高い
  • 運転手以外の人間も同乗してきたら尚更怪しい
  • 事前に料金の確認と交渉を行う。メーターに不正がないかもチェック(出発後にメーターを入れているか等)
  • 可能であればGoogle Map等で進路と目的地を随時確認する

と、注意点を書いてきましたが正直、ちょっと面倒ですよね。安心を求めるのであれば事前に送迎車を手配するか、「Grab」などの配車アプリサービスを利用したほうが良いかもしれません。

皆さんもハノイでタクシーを利用する際にはお気を付けください。

※19/5/9追記

配車アプリ「Grab」を使った場合にも被害に遭うケースがあるようです。

  1. Grabで呼んだ車を探していると、男に名前を呼ばれ車に案内される
  2. 男が助手席に乗り込んでくる
  3. 空港ゲート前でお金を要求される(Grabを呼ぶ時にカード支払い選択されてなかった等)
  4. 支払いをするとすぐに助手席の男は車から降りてゆく
  5. 後で確認すると二重に請求されている

手口が非常に似ていますので、皆さんお気を付けください。

(情報提供者のルイさん、ありがとうございました)